服用中の薬ーADHD&不安障害ー
こんにちは、ADHD&不安障害と診断されている岡みいなです。今回は服用中の薬について書きたいと思います。継続的に安定した生活を送るために薬を服用しています。“薬を飲むこと”や“メンタルクリニックを受診すること”に漠然とした不安を抱いている方の参考になれば幸いです。
飲んでいる薬
2013年に不安障害、2024年にADHDと診断され、現在は3種類の精神系の薬を飲んでいます。
1.リーゼ
概要:ベンゾジアゼピン系薬の抗不安薬で、軽度の不安をやわらげたり、睡眠障害を改善したりする。
処方量:1日3錠
いつから:2013年~
実感した効果:
- 不安をやわらげてくれる
- 緊張がほぐれる
- 人と話しやすくなる
2.エビリファイ
概要:発達障害、うつ病、双極性障害、統合失調症などに処方する薬。
※量によって効果が変わることが特徴。
処方量:1日1錠(朝のみ)
いつから:2018年~
実感した効果:
- 気分が上がる
- 極端な感情の波がなくなる
3.インチュニブ
概要:ADHDの治療薬で、多動性、不注意、衝動性を改善する。
処方量:1日1錠(夜のみ)
いつから:2024年~
実感した効能:
- 気持ちが安定している気がする
- 集中力が増した…かも(映画とか)
- 衝動的な行動が減った気がする
薬を飲むメリット
わざわざ薬を飲んでいるわけなので、メリットがないとですよね。
私が個人的にメリットと捉えていることを3つ書きます!
1.薬が効いて、症状が改善する
とても当たり前のことを書きました。思い込みもあるかもしれませんが、やはり抗不安薬を飲む→不安が和らぐ感じはしています。だからこそ十何年も飲み続けています。
2.「普通」に近い生活ができる
不安や焦りによって日常生活もままならない、といったことはなくなりました。例えば、緊張からくる手の震えなどがほとんどなくなったので、「変な人だと思われるかも」といった気持ちが減りました。
3.他療法よりもコスパがいい
例えばカウンセリングは保険適用外ですが、診察して薬をもらうのは保険適用となるのでコスパが良い感じがします。
薬が効くことが前提なので、もし処方された薬が合わなかったらすぐに主治医に相談しましょう。
薬を飲むデメリット
メリットが大きい分、もちろんデメリットもあります。私の実体験も交えながら、服薬のデメリットについて書きます。
1.副作用
副作用が一番こわいです。例えば私はインチュニブを最初2錠飲んだのですが、眠気やだるさ、ふらつきが出て、1錠に変えてもらった経緯があります。何か重篤な症状が出てからでは遅いので、副作用については事前によく調べる&主治医に聞くことをおすすめします。
2.依存リスク
精神系の薬には、依存しやすいものもあるので要注意です!実際、効果がマイルドだと言われているリーゼでさえ、私は依存しかけました…。主治医から処方されている量では不安が打ち消せない気がして、こっそり他の医療機関で薬を入手しようとしたこともあります(真似しないでくださいね)。
3.お酒が飲めない
薬にもよりますが、精神科の薬を服用している場合、基本的には飲酒は避けるべきです。意識障害などのリスクがあるためです。幸い私は飲酒の習慣がなかったので助かっていますが、お酒が好きな方にとっては重要な問題となるはずです!どうしても飲みたい場合、主治医に相談してみるとよさそうです。
どうでしょう…デメリット、けっこうヘビーですよね。とくに副作用が生じるリスクや依存リスクについては知っておいて損はないので、いろいろなケースを調べてみると参考になると思います。
今後
引き続き、主治医と相談しながら適切な量の薬を適切なタイミングで飲んでいきたいと思っています。「薬はこわい」「薬になんて頼らない方がいい」という意見も多いのですが、私としてはメリットとデメリットを天秤にかけたらメリットが勝ります。ただ飲む以上、その薬のことはよく知っていた方が良いとは思っているので、随時情報をアップデートしていきたいです。
読んでいただいて、どうもありがとうございました。