障害者の働き方、オープンか?クローズか?
こんにちは、岡みいなです。障害者手帳をお持ちの方は、働き方について迷うことがあると思います。私の体験談も交えながら、企業に所属する場合の3つのパターンについて考察します。
岡の職務経験
職務経験も、コロコロと変わっています。
メーカー(6年)
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大学職員(2年)
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図書館①(2年)
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出版社(半年)
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法律事務所(1年半)
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図書館②(9か月)※在籍中
どのような働き方があるか?
オープン(障害を明らかにして働くこと)、クローズ(障害を公表せず働くこと)などで3パターンに場合分けして考えてみます。
1.障害者雇用でオープン
➡障害者雇用で働く=オープン(障害を明らかにする)
※岡の経験:法律事務所
「障害者雇用」のメリット
- 合理的配慮をしてもらえる
例)業務量の調整 - 秘密を抱えなくて良い
- 定期面談がある
「障害者雇用」のデメリット
- 賃金が安いケースが多い
- 職種が限られる(メールルームなど庶務的な仕事が多く、営業はほぼない)
- 裁量のある仕事を任されないことも
2.一般就労でオープン
➡普通の雇用だがオープン(障害を明らかにする)
※岡の経験:図書館②
「一般就労でオープン」のメリット
- 障害者雇用より稼げる
- 幅広い職種から選べる
「一般就労でオープン」のデメリット
- 噂される可能性
- 周囲の目が気になる
3.一般就労でクローズ
➡普通の雇用で、障害を公表せず働く
※岡の経験:メーカー、大学職員、図書館①、出版社
「一般就労でクローズ」のメリット
- 平等に扱ってもらえる
- 障害者雇用より稼げる
- 幅広い職種から選べる
「一般就労でクローズ」のデメリット
- 配慮が受けられない
- 精神的・体力的に大変
- 隠すという罪悪感が伴うことも
つまり、どんな働き方がいいの?
結論、自身の状況次第だと思います。人によって、障害の程度や仕事に求めるものも違うので…
ただ個人的には経験上、2.の「一般就労でオープン」はあまりオススメできません。中途半端な状態になり、自分も周囲も何を求めているか分からない状態になりかねません…!
私は次に転職するとしたら、1.の「障害者雇用」で働きたいと思っています。
読んでいただいて、どうもありがとうございました。
オープンorクローズド これは両方にメリットデメリットがあって、答えが出ない問題ですよね
お金を取るのか、配慮を取るのか、、、当事者会でもよく挙がるトピックで難しいですよね
トシさん、コメントありがとうございます。本当に、何を取るのか、難しいですよね…!
当事者会には行ったことがないのですが、会にも興味が湧いてきました!