【実体験】カウンセリングについて
日本ではまだまだ一般的ではないのかもしれませんが、私は通院中のメンタルクリニックでカウンセリングを受けています。カウンセラーさんこそ変わりましたが、2020年からトータル5年くらい毎月カウンセリングを受けた私が、カウンセリングについて語ります!
<カウンセリングの概要>
私が受けているカウンセリングのざっくりとした情報を書きます。
場所:都内のメンタルクリニック
方式:対面
値段:3,300円(診察料+予約料)
頻度:月1回
時間:30分
カウンセラー:30代くらいの女性
30分3,300円をどう捉えるかですね…
カウンセリングは、基本的には保険適用外なのでご注意ください!
また、基本は予約制なので余裕を持ったスケジュールをおすすめします。
<カウンセラーとは?>
「カウンセラー」とよく聞くけれど、一体どのような人たちなのでしょうか。資格が必要?
私自身よくわかっていなかったので調べてみました。
結論、カウンセラーに資格は要りません。
日本では、独学で心理学を勉強した人や、会社独自の研修を受けただけの人もカウンセラー
を名乗ることができるようです。
ただし、自分がカウンセリングを受けるにあたっては、資格を持っている人に相談する方が
より安心できる気がします。
心理系の資格として、以下のような資格があります。
国家資格:公認心理師
民間資格:臨床心理士、認定心理士、産業カウンセラーなど
こういった資格があるカウンセラーさんだと、信頼度がアップしますね。
<カウンセリングのメリット>
カウンセリングを受けるメリットについて、3点書きます。
1)話すことでスッキリする
自分の気持ちを人に話すのは、思った以上にスッキリするものです。
社会人になると友人と集まるような機会も減り、なかなか自分の本音を話す場面がなくなって
いるのではないでしょうか。
「あれ?気づけば今週、仕事でしかしゃべってないな…」みたいな瞬間があったり。
そんなときこそ、カウンセリングの出番です!
ちょっと勇気がいりますが、自分をさらけ出すのは思った以上にスッキリするものです。
2)思考の整理ができる
自己理解が進んで、頭の中がクリアになることがあります。
私の「自己理解が進んだ」実例としては、以下のような例があります。
例1)視野が狭くなっているとき、本来好きだったこと(=ライティング)を思い出させてくれた
例2)容姿にとらわれて整形したいとき、見た目以外のいいところを見つける手助けをしてくれた
3)日常に活かせる
自分のことを客観的に考えられるようになって、カウンセリングが問題解決の糸口になることも。
自己理解が進むと、仕事にしてもプライベートにしても、「道がひらけた」感覚になる瞬間があり、
カウンセリングでの相談をきっかけに日常生活が快適になります。
また、メンタルクリニックでのカウンセリングであれば、主治医と連携しているケースが多いので
投薬などと組み合わせてより生活を豊かにできるはずです!
このように、自分ひとりでは解決できないことでも、他者=カウンセラーさんの力を借りることで
解決できたりするのがカウンセリングの強みです。
もちろん、問題が解決しないこともありますが、それでも一緒に考えてくれる存在は尊いです…!
<カウンセリングのデメリット>
カウンセリングを受けるデメリットについて、3点書きます。
1)お金がかかる
一番のデメリットと思われるのは、お金がかかることです。
私は今1回3,300円のカウンセリングを受けていますが、もっと高いところもあります。
保険が適用されないのが痛いところですね。
場所やカウンセリングの種類、時間、カウンセラーさんの資格などのよっても変動するようなので
一概には言えませんが、継続的コストになることは間違いありません。
2)カウンセラーさんとの相性がある
カウンセラーさんとの相性、これが一番厄介な問題です。
実際に私も今まで3人のカウンセラーさんにお世話になったのですが、三者三様でした。
フレンドリーな人もいれば、寡黙な人もいたり。
基本聞くだけスタイルの人に、どんどんアドバイスしてくる人。
しっくりこないことがあったら、勇気をもって他のカウンセラーさんにチェンジすることを
おすすめします。
3)時間的な制約
カウンセリングは30分~1時間くらいの時間を要することが多いので、極端に忙しい人には
向いていないかもしれません。
週5勤務だと、平日の仕事後に時間を確保するのが難しかったりします。
(私自身、そうでした)
平日に通うのが難しい方は、土曜の予約がおすすめです。
カウンセリングを受けると、経済的&時間的に負担を感じるシチュエーションがあります。
メリットがある反面、デメリットもあるということは念頭に置いておきましょう。
<カウンセリングの手法>
カウンセラーさんは「話をきいてくれる」存在ですが、それだけではなく、カウンセリング
には実は様々な手法があります。
例として3つ紹介します。
- 認知行動療法
→認知行動療法とは、自身の考え方や行動の癖を自覚することで、問題やストレスへの
対処方法を身につけていく精神療法。 - アサーション・トレーニング
→アサーション・トレーニングとは、相手の意見を尊重しながらも自分の意見を適切に
伝えられるようにするためのトレーニング。 - アンガーマネジメント
→アンガーマネジメントとは、怒りや苛立ちという強い感情をうまくコントロールする
ためのスキル。
それぞれの詳細については別記事で触れようと思うので、今は概要のみにとどめます。
<まとめ>
結論としては、お金と時間が許す範囲でカウンセリングを受けてみることをおすすめします。
発達障害があると、特に思考が偏る傾向があるようなので、他者=カウンセラーと話すことは
大きな意味があります。
自分をさらけ出すのはちょっとこわかったけれど、私はカウンセリングに行ってみてよかった
と思っています。話すことで心が軽くなるし、たまに問題が解決することもあるので…!
読んでいただいて、どうもありがとうございました。